【ワルに学ぶ「実践心理術」】を読んだ感想。
【ワルに学ぶ「実践心理術」】を読んだ感想。
皆さんこんにちは、天狗(てんぐ)です。
今回は、【ワルに学ぶ「実践心理術」】を読んだ感想と、オススメポイントをまとめていきたいと思います。
1 感想
タイトルの「ワル」という言葉や、「実践」という言葉からも想像がつくように、相手の心理を見抜き、出し抜いて、駆け引きで有利になるやり方をまとめています。
1章ごとに10個以上の心理術を記載しており、合計6章あります。
2015年に発売された本です。実際の場面を例に挙げ、そこでどのように動いたら得をするかを書いていました。
心理学の専門的な部分や、今の社会での実用性には少し弱い箇所もあったが、誰でもわかるような言葉で簡潔に方法を書いているため、スラスラ読めた印象です。
2 オススメポイント
私が興味を持った方法を3個ほどまとめます。
⑴絶対ばれない嘘をつく
・出世に利用できると目をつけた上司や取引先の重役がいたら、こちらに引き込みましょう。「昨夜、社長と~している夢を見ましたよ」などと、さりげなく言いましょう。本当に夢を見たかはたしかめようもないから、ウソだとばれたりしませんetc…。
⑵何でも「常識」にしてしまう
自分のまとめた資料を発表している際、くだらない反論をぶつけられる時もあるでしょう。その時は、返答の前置きとして、
「すでにご存じと思いますが」「今や常識ですが」「もちろん、十分にご承知だとは思いますが」を付けましょう。
その後に続ける内容は、相手の知っていることや一般に常識と言われていることである必要はありません。なぜなら、「今や常識ですが」といった前置きの後に、知らないことを話されると、相手は不安になるからですetc…。
⑶忙しいふりをする
正面きって断れないアプローチを受けた場合、対処法としては忙しさをアピールするのが有力です。最初から頼まれたり誘われたりしないように予防線を張りましょう(友人の結婚式があるなど)etc…。
3 おわりに
実践しやすい方法が沢山記載されていたのですが、2020年4月現在は新型ウイルスによる自粛で、残念ながらこの方法を使える場面は非常に少ないです。
はやく落ち着いてくれればいいのですが難しそうです…。
後数年はこの状況が続く可能性が高いので、この機会…といったら言い方が悪いかもしれませんが、沢山の本を読んで、様々な知識を蓄えた方がよさそうですね。
それでは。